エイブル・アート・アワード
9月12日、5回目を迎えるエイブル・アート・アワードの選考会が協会事務局にて行われ、今年度の支援先が決定しました。
今回は制作支援・展覧会支援ともに過去最多の応募数となり、応募先も全国各地から新しいグループや個人の方も多くみられ、改めてアワードを続けていくことの意味の大きさを実感しました。また、福祉施設や作業所以外での取り組みが、急速に増えていることも実感し、障害のある人たちの表現の場が地域の中に拡がり始めていることを感じます。 昨年残念ながら該当なしという結果になった「展覧会支援の部」は、今回はひときわ光る作品が多く、選考者からは「去年応募してくれていたら!」と惜しむ声があがっていました。
将来的には、これまで支援対象となっていない、パフォーミングアートへの支援も実現させたいと考えています。もちろん、支援先を増やすことも重要な課題です。より充実したプログラムとなるようさまざまな努力をしていきたいと考えています。そのためにも、企業、団体、個人の方からのご支援もお待ちしております。
<支援先>
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アートキューブ(北海道網走市) アートキューブ(網走障害者芸術文化協会)は、精神障害のある人を中心に、障害の種類や程度に関わりなく自由 な創作活動の場をつくっている。昨年より網走市から旧公民館を無償で提供され、使用及び管理を任されるなど、これまでの地道な活動の成果が着実に現れていること。 |
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んだんだ(山形県東賜置郡) 過去に展覧会支援を行った秋葉庄平さんの所属する法人 施設だが、車庫のシャッター、施設のプール、廃バスへのアートプロジェクトなど、支援金の使途が非常に具体的かつユニークであること。さらにこの活動を通じて得られる成果や目的が明確であること。 |
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ルンビニー園 美術工芸班(栃木県足利市) 外部のアーティストが美術講師として関わることで、表現の幅を大きく拡げている。自己表現が未知なる可能性を発揮するという信念の元、個性豊かな作品を数多く生みだしていること、積極的な展覧会活動などが支援の理由。 |
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あとりえHopper(京都府京都市) 2000年に活動を開始したばかりだが、「いこう」「あそぶ」「あらわす」「かんじる」「つなぐ」という活動の コンセプトが明確であること、地域の病院で展覧会を開催するなど、障害のある人たちの作品を通じて社会との接点を広げようとする活動が明確であること。 |
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新明塾(京都府京都市) 1975年に障害のある人の学習や就職、体力向上などをめざした活動が始まり、81年にはアートの活動を開始。長年にわたる着実な活動と、障害のある人の世界を広げることを目的とした主旨が支援の理由。 |
*エイブル・アート・アワードは、大成建設の寄付金により運営されています。
*制作支援の支援先には10月に10万円が振り込まれ、画材の購入に充てていただきます。直接制作に関わることであれば使途は自由。この資金をきっかけにさらに自由で豊かな表現活動が行われることを期待しています。
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清水 慶武(嵐山四季の家/埼玉県比企郡) 「とにかく、何と言ってもその優れた色彩感覚と構成力には選考委員一同ハッとさせられました。それに加えて、葉っぱをモチーフにしているという、描かれたものの『かたち』が実に美しく、作品としての完成度を高いものにしています。」(高橋さんの選考評より抜粋) |
*エイブル・アート・アワードの入選作品展は、大成建設、富士ゼロックス端数倶楽部、パイロットクラブの支援により開催されます。