エイブル・アート・アワード
制作支援の部5件、展覧会支援の部1件に加え、今回は特別にもう一つ、特別支援枠を設けました。
選考委員には昨年に引き続き、大内秋子さん(大成建設株式会社社会交流部)、サイモン順子さん(アートカウンセラー)、高橋直裕さん(世田谷美術館学芸員)、山内重信さん(財団法人日本障害者リハビリテーション協会)の4名にお願いし、9月10日に選考会を行いました。
「エイブル・アート・アワード」は、今年も大成建設の運営する「ギャルリー・タイセイ」の入場者の方々の寄付金に加え、同社が寄付をする“マッチング・ギフト”によって支えられています。そしてさらに、新たにパイロットクラブの皆様からもご支援いただけることになりました。今後もより充実した大きな支援体制を築いていきたいと考えています。
<支援先>
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嵐山四季の家 Up Don Don (埼玉県比企郡嵐山町) アトリエ・ウーフ絵画教室 (京都府京都市) あおげらアート工房 (神奈川県大和市) タカハシクリニック キリンクラブ (東京都大田区) 唐崎やよい作業所 アトリエ地空 (滋賀県大津市) |
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秋葉 庄平 「山形県立総合コロニー 希望ヶ丘あさひ寮」 |
特別支援
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光島
貴之 京都府京都市 エイブル・アート・アワードの展覧会支援で実施した個展「光島貴之の世界」(1999年6月ギャラリイK)は、5日間の開催期間だったにも関わらず約700人という多くの方にご来場いただき、大盛況のうちに終了いたしました。その個展がきっかけで若手現代美術作家を対象とした、ギャラリイK推薦作家展(2000年1月〜3月)への出展要請を光島さんが受け、正式に2000年3月の開催が決定いたしました。光島さんが障害の有無を越えたアートの世界でさらなる飛躍をされることをご支援するために、作家負担金の一部を特別枠を設けて支援させていただくことになりました。 |
■選考総評
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今年の制作支援の部には、多数のグループが応募して下さいました。どうもありがとうございます。審査する側は、この応募の多さに、喜びを大いに込めた嬉しい悲鳴を出さずにはいられませんでした。 |
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まず応募件数が増えたのに驚きました。昨年から蒔かれた種がいろいろな所で芽を出したという感じです。質量とも充実し「選考」に大変苦労しました。応募団体には二つの傾向があって、個性的な作品が創られているグループの周囲には、自由な空気が流れているように思いました。一方、現場のアドバイザーをしている方の影響が作品に同質な結果を現していたり、既成の作品をお手本にしていると思われるものは評価できませんでした。一生懸命まじめに取り組んでおられるのが分かるだけに、少し残念な気がします。全国から送られた申請書を読ませていただいき、障害をもつ人たちの芸術活動をサポートする多くの方々の熱意を感じました。来年を期待しています。 |
■「制作支援の部」選考評
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2年目にして39件という応募はうれしい悲鳴であった。選考にあたって応募用紙を読ませていただいた段階で、我々の意見がほぼ一致していたのはおもしろい現象であったが、実際に一件一件写真、資料を検討させていただいた時点でも、前期の結果と大差はなかった。 前年に比べて創意を感じさせるグループ名が並んでいたのも心強い思いがした。 |
■「展覧会支援の部」選考評
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今年で2回目を数えるエイブル・アート・アワードですが、新設されて間もないのにもかかわらず、大変充実した内容のご応募を多数いただき、選考委員全員驚きの声の連続でした。第1回目に引き続きご応募いただいた方や、グループで展覧会開催を計画されている方など、いずれも甲乙つけがたい内容で、選考も随分難航しました。出来ればご応募された皆さん全員に機会を差し上げたい、というのが正直な気持ちでしたが、限られた予算の中ではそれもままなりません。従いまして支援の対象は予定通りの一件のみに絞らざるを得なかったことを、どうかご了承いただきたいと思います。 |