視覚に障害のある人とのことばによる美術鑑賞会議 
報告書

 

会議概要

 会議名

 視覚に障害のある人とのことばによる美術鑑賞会議

 会議の目的

「視覚に障害のある人とのことばによる美術鑑賞」についての成果、効果、可能性などの経験知をあらゆる角度から徹底的に言語化すること。議論を整理しアウトプットすることで美術館や美術、視覚障害のある人をはじめ、社会のさまざまな分野で応用されること(社会化)。それによりこれまでの固定観念や関係性をずらしたりつなぎ直すことで、豊かな生き方につながる動きが生まれること。

 会期/会場

2008年9月21日(日)〜23日(火・祝)/富士ゼロックス総合教育研究所 スペースアルファ神戸

 主催/協賛

エイブル・アート・ジャパン/富士ゼロックス端数倶楽部、富士ゼロックス株式会社

 会議の内容

1. 各鑑賞グループの鑑賞方法の検証(鑑賞デモンストレーション+活動報告+質疑応答) 

2. 視覚に障害のある人とのことばによる美術鑑賞の整理(有用性や課題をテーマ別に議論)

3. 普及のための議論

 主なテーマ(想起される事項)

1.「視覚障害者」にとって、という視点
(美術館・美術作品、特に平面作品へのアクセス/新しい鑑賞方法の獲得/「ことばでみる」ということ)

2.「美術鑑賞」にとって、という視点
(「ことばによる鑑賞」「対話による鑑賞」という新しい鑑賞方法/「わかる」とは何か/「鑑賞」とは何か/美術へのアクセスが高まる・距離が縮まる)

3.「美術館」にとって、という視点
(美術鑑賞・教育普及の視点から/もう一つの「鑑賞」方法の提示や開発/美術館経営の視点から/鑑賞者の育成/誰にも開かれた美術館・バリアフリーミュージアム/美術館によるソーシャル・インクルージョン/美術館の社会的意義・社会的役割/美術館と市民)

4.「コミュニケーション」「対話」の視点から
(コミュニケーション技術の再発見/新しい関係性の構築・「障害と健常」など固定された関係性をずらす/新しい障害者観)

 成果物

1. 会議の映像・映像・テキスト記録

2. 報告書の発行(2009年3月)

3. 報告会の開催(富士ゼロックス本社/2009年3月26日)

 

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