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視覚に障害のある人との言葉による美術鑑賞ハンドブック

百聞一見をしのぐ!?」

 

言葉による美術鑑賞―市民グループによる取り組み

名古屋YWCA美術ガイド

ボランティアグループ

 視覚に障害のある人の要望に寄り添って

 名古屋市の中心街、栄。真っ直ぐで広々とした道路沿いに放送局、銀行、デパートなどが建ち並んでいる。愛知芸術文化センターと道路を隔てたところにある名古屋YWCAの受付ロビーの壁には、さまざまな講座や講演会、ボランティアグループなどのインフォメーションが所狭しと貼ってある。

 美術ガイドボランティアグループは、この名古屋YWCAの視覚障害者のためのテレホンサービス、音声訳、点訳グループと並ぶ会員活動グループの一つである。美術ガイドボランティアグループができたきっかけは、1991年に名古屋市美術館で開催された「手で見る美術展」に視覚に障害のある人とYWCAのメンバーが参加したことだった。その際、常設展にあるモディリアニの『おさげ髪の少女』を見たいといわれ説明をしようと思ったが、絵は写真や現実のものとは違うのでうまくできなかった。視覚に障害のある人も、さわることのできる彫刻だけでなく、絵画も見たいと希望していることを認識したが、その時点で説明のノウハウをもっているところはなく、名古屋YWCA内にグループを立ち上げ、ガイド方法を研究することになった。はじめは3人。「明確な理念があって」というよりは、いままでかかわりのあった視覚に障害のある人たちの要望に寄り添う形でスタートした。

 はじめは手探りで、美術館の学芸員にアドバイスを聞きにいったり、盲学校の元教師の話を聞いたり、自分たちでも画集を見て説明の練習を行ったりもした。しかし、まず実際に視覚に障害のある人と一緒に美術館に出かけてみるところから本格的に動き出した。その活動を通して、全盲の人でも絵画鑑賞ができることを確信した。また、共に見ることでガイドの側も得るものが多く、感動を共有できることも知った。

 その後、音声訳や点訳グループなど周囲の人たちも巻き込み、現在は視覚に障害のある人 2 名を含む約20名の会員と、時に応じて参加する協力メンバー10数名で、年 1 回か 2 回のグループでの鑑賞ツアーと、個人からの要望もその都度受け付け、共に鑑賞を楽しむ活動が続けられている。

 名古屋YWCAは、事務局としてこの活動をサポートしている。備品を入れるロッカーやミーティングの場所の提供、ホームページの開設、個別鑑賞の申し込みの受付をはじめ、同じ施設で活動している他のグループとの連携もスムーズに行われるように協力している。YWCAの、女性の社会活動を長く続けてきた世界的な団体としての知名度と信用は美術ガイドボランティアグループが着実に実績を積み重ねてくるための基盤となっている。

 例会を軸に着実な歩み

 視覚に障害のある人と美術館に行って鑑賞するほかに、毎月第4木曜日午前10時30分から12時30分まで定例会を開いている。メンバーが集まって連絡や打ち合わせを行い、プログラムの計画や実行に向けての準備などをしている。

 例会で行うことの一つに、「今月の美術館」というタイトルで美術館情報をテレホンサービスで流すための原稿をつくる作業がある。毎月交替で担当するメンバーが書いてきた原稿に、意見を出し合って3分間で読める原稿に仕上げる。完成した原稿はテレホンサービスのグループにまわして、音声情報として視覚障害者に提供される。その他、名古屋YWCAのホームページにも掲載されている。

 こうした活動の他にも、メンバーは自発的にいろいろな美術館へ行って情報を集め続けてきた。その蓄積が2001年発行の『調べてきました美術館―目の不自由な方と訪れるために』につながった。これは東海地方を中心とした美術館の、視覚障害者への対応状況を調査したものである。2003年には改訂版が出されている。

 また例会では、これも毎月持ち回りで自分の好きな作品を選んできて、図録などの写真を他の人には見せずに説明し、皆に聞いてもらう「絵画説明」の練習も行っている。聞き手はそれぞれ頭の中にイメージで絵を描いていきながらわかりにくい点を質問したり、感想を言ったりする。その場は堅苦しいものではなく、好きなことを言い合う。他のメンバーの説明方法を学ぶと同時に、未知の作家を知ることで視野を広げる意味もある。

 視覚に障害のある人との鑑賞経験から、絵画説明の基本的な方法の開発が必要となり、『視覚に障害のある方を対象とした絵画説明の手引』を1998年に作成。これを読めば、一般の人も障害のある人と共に絵画鑑賞を楽しむことができる。翌年には、美術ガイドボランティア養成講座「ことばで描く絵画の世界」を開催。終了後、受講生の中からグループのメンバーになった人もいる。

 絵画鑑賞の補助手段として立体コピーを利用することもある。1997年には助成金を受けて立体コピーの機械を購入した。これは、特殊な用紙を使って、熱を加えると黒色で描かれた線や面が膨らむ機械で、できあがった立体コピーを手でなぞると、触覚で絵の構図や形を知ることができる。立体コピーの下図は、美術館との共同プログラムの場合を除いて、メンバーが作品の選定、下図描き、コピーなど、すべての作業を行っている。

 下図に添える作品名の点字もメンバーが書くために、メンバーは少なくとも点字が読めて書けるように、例会で時々視覚に障害のある人に教えてもらっている。最近は中途失明の人が多くなり、視覚に障害があっても点字が読めない人が増えているものの、ボランティアは、いろいろな意味で点字を知っていたほうがいいという気持ちからだ。

 ロッカーには、いままでに作成した立体コピーがたくさん積み上げてある。作成の都度、視覚に障害のある人にアドバイスをしてもらい、どの線を残すか、面をどのようにあらわすか、工夫をしている。見えない人のために工夫を重ねた軌跡がよくわかり、グループの歴史を物語っている。

 愛知県美術館との協働

 愛知県美術館は、1998年の「近代美術の100年展」で初めて「視覚に障害のある方へのプログラム」を行い、以後毎年1回開催するようになった。プログラムの実施にあたっては、名古屋YWCA美術ガイドボランティアグループが毎回ボランティアで協力している。グループが活動を始めた当初は、美術館の関心は低く、学芸員を訪問するにも敷居が高かった。視覚に障害のある人のガイドの同行に対する配慮もなく、障害のある人に対する入館料の割引をお願いすることが交渉の始まりだった。何回も美術館と話し合いを続けていたところ、現行の障害者と介助者のための割引制度が整った。

 その後も具体的に改善して欲しいことなどを話し合っていくうちに、美術館とグループの間によい関係ができていった。名古屋YWCAの真向かいの愛知芸術文化センター10階に愛知県美術館があるという立地のよさも幸いした。しかし、実感として一番効果的だったのが、視覚に障害のある人と一緒に普通の入館者として展覧会場を訪れ、鑑賞ガイドを何回か行ったことだった。その様子を見ていた学芸員が「とても楽しそうに見ている」と興味をもってくれたことから急速に関係が深まり、プログラム運営でも協力関係が進んだ。講習会や、他のプログラムにも愛知県美術館の学芸員の協力が得られるのは活動の大きな助けになっている。

 盲学校への働きかけ

 盲学校の生徒との鑑賞ツアーの実現にも、美術館の協力は欠かせなかった。それは、グループのメンバーでもある視覚に障害のある人の発言に端を発する。「大人になってからではなかなか美術鑑賞に馴染めない。小さい時から美術館に行く体験をしていれば、将来大人になっても楽しめる人が増えるのではないか」。この言葉を受けて盲学校に働きかけることになった。しかし、直接盲学校に呼びかけても学校側の協力を得るのは難しかった。さいわい「見えない人と見える人との美術鑑賞グループ」というメーリングリストに、愛知県立岡崎盲学校の先生が参加されているのを知り、その縁で愛知県美術館から盲学校に申し入れを行い、計画が実行されることになった。美術ガイドボランティアグループは盲学校と美術館のつなぎ役をしたことになる。

 岡崎盲学校のほかに地元の名古屋盲学校にも参加を呼びかけ、2004年の夏休みに愛知県美術館で午前、午後の 2 回、鑑賞ツアーが行われた。実際には中高生はあまり多くなく、むしろ卒業生や理学療法を勉強中の成人の学生が「初めて美術館へ来た」と非常に喜び、グループは今までふれあう機会のなかった人たちと出会うことができた。

 その際、初めて気がついたこともあった。例えば彫刻の作品は上の方まで手が届くように作品の四方に踏み台を置いてあったのだが、角の部分にはなかったので足を踏みはずしそうになって危ないと指摘された。見える人たちは彫刻の周囲をまわって鑑賞するのに、見えない人がさわる時には「まわる」ことが念頭になかったのだ。

 鍼灸の勉強をしている人が、ふだんはさわることができないロダンの彫刻をさわって、「この辺の筋肉のつきかたが実際と違う」と言ったり、そらせた指の表現などにこだわったり、鍼灸の専門用語が飛び出すなど、話が弾んだ。楽しく鑑賞でき、いつもとは違う観点で作品を見る楽しさを知った。

 また、ある全盲の高校生は、手足のないトルソをさわって「このない部分はどんな形をしていたのだろう。手を上げていたのか、下げていたのか」と、とても気にしていた。見えない所に豊かな想像力を働かせていることに新しい発見をした。こうしたやりとりを通して、美術史的知識だけでは得られない、作品の楽しみ方をお互いに発見している。

 中学生がガイド役を体験

 昨年の11月には、一般の中学校の総合的な学習の時間として、生徒たちに美術館で視覚に障害のある人のための美術ガイドを体験してもらうプログラムを行った。名古屋YWCAが企画した中学校の「福祉」をテーマにした授業の一環として実施されたものである。小牧市の中学1年生3クラス120名を対象に、愛知県美術館を会場に行われた。はじめに鑑賞ガイドの概要を説明してから、6グループに分かれて常設展を自由に鑑賞してもらい、次にグループ毎に作品の前で「見えない人にどう説明したらいい?」とたずねた。美術館に来たのは初めてという生徒がほとんどで、しかもその時の展示作品は全部抽象画。はじめは譲り合ってなかなか話し出さなかったが、視覚に障害のある人とのコミュニケーションは言葉を発しない限り始まらないので話さざるを得ない。その上、視覚に障害のある人がわからない部分を何度も質問するので、中学生たちは一生懸命作品を見ては答えた。その率直な表現はグループのメンバーにとっても新鮮な体験で、「抽象画だから説明が難しいのではないか」という心配は「抽象画でよかった」に変わった。参加した視覚に障害のある人の一人は、それまで抽象画は興味がないといって具象画を選んで鑑賞していたのだが、「すごく面白そうだから、また抽象画を見たい」という感想をもらした。

 今後の活動にむけて

 2003年に世田谷美術館で行われた「ミュージアム・アクセス・グループ全国会議」に参加して、東京で活動するミュージアム・アクセス・グループ MARや、京都のミュージアム・アクセス・ビューの活動に出会い、グループの活動を客観的に見るきっかけになった。自分たちでは気楽にやっているつもりでも、外部からは実際以上に「きちんとしている」印象をもたれたようだ。

 今後は、他のグループの鑑賞方法のよい点を参考にして、より一層、自由で楽しいガイドをめざそうとしている。もちろん『絵画説明の手引』や立体コピーを使って、客観的に絵の情報を伝えることも大切だが、時にはそれにとらわれずに自由に語り合うなかから、新しい見る喜びが得られるのかもしれない。現代美術や、空間造形など新しい分野にも積極的に取り組もうとしている。

 最近、新しいメンバーが加わり、グループに活気が出てきているが、今後ますます多様な人が参加することが期待される。メンバーは入れ替わっても、常に「視覚に障害のある人と共に、楽しく心豊かなひとときをもつ」という原点を忘れず活動していきたい、というのが、メンバー全員の思いだ。

 設立から12年。美術鑑賞を希望する視覚に障害のある人も増え、一昨年は静岡県三島のビュフェ美術館までバスツアーも行われた。いろいろな方面からも協力要請の声がかかるようになって、活動は少しずつ社会へ向けて広がりを見せている。盲学校の人たちや中学生との出会いも、新しい風を吹き込んできている。

 いまでは、グループの活動を理解して受け入れてくれる美術館も増えてきている。また、名古屋、東京、京都の他にも視覚に障害のある人と美術鑑賞をするグループができつつあるようだ。今後このような活動が全国に広がって、相互に鑑賞ガイドをし合えるようになり、視覚に障害のある人がいつでもどこでも行きたい時に美術館に行って、心豊かなひとときをすごせるようになることを願いつつ、名古屋YWCA美術ガイドボランティアグループはこれからも活動を続けていこうとしている。

アクセス

〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-3 名古屋YWCA内

Tel:052-961-7707 Fax:052-961-7719

E-mail:fukushi@nagoya-ywca.or.jp

URL:http://www.nagoya-ywca.or.jp

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