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視覚に障害のある人との言葉による美術鑑賞ハンドブック

百聞一見をしのぐ!?」

 

言葉による美術鑑賞―美術館による取り組み

森美術館のパブリックプログラム

「耳と手でみるアート」

 多彩な側面をもつ森美術館

 森美術館は、東京の名所、六本木ヒルズの中心的な建物、森タワーの53階に位置し、実にゆったりした空間を備えた、現代アートを中心に紹介する美術館である。理事長は森佳子氏、館長には現代アート界では著名な英国人デヴィッド・エリオット氏を迎えている。52階は「東京シティビュー」の名のもと、建物の周囲がガラス張りになった展望台になっており、東京を見渡すことができる。夜遅くまで開館していることもあり、2003年の開館以来、夜間や休日はデートスポットとしてカップルでにぎわい、また観光のついでに非日常的な世界を垣間見ようという、必ずしも美術愛好家というわけではない観客も多々来館する、日本の美術館としては少々特異な存在感をもつ場である。

 森美術館は文化創造の場、現代アートの発信地、アートへのアクセス増加の牽引車としての機能を果たすことをそのミッションとし、話題性にとんだ企画展のみならず、アーティストへの活動の場の提供、アジアなど非西欧文化圏における現代アートの紹介、メンバーシッププログラムの提供、そしてシンポジウムやレクチャー、トーク、ツアーといったさまざまなパブリックプログラムを企画実施している。

 パブリック・プログラムとは

 森美術館のパブリックプログラムは2つの柱から成り立っている。ひとつは、幅広い人びとを対象とした、レクチャーやセミナー、ギャラリートークなどを実施する、展示解説プログラム。もうひとつは保育園・幼稚園から大学までの先生と生徒を対象とする学校プログラムである。

 こうしたパブリックプログラムのシステムづくりにあたっては、当時、森美術館パブリックプログラムのキュレーターで、現在は、京都在住で、フリーのギャラリーエデュケイターとして活動する杉浦幸子さんを中心に行われた。森美術館に開館前の2002年に参加した杉浦さんは、館内でのディスカッションを基に、「教育」という上から下への伝達のイメージよりも、より多くの人に「開かれた」プログラムを企画運営する方向でパブリックプログラムの柱を固め、開館前からさまざまな人たちのニーズに応えるプログラムを実施してきた。

 さまざまなニーズに応えるプログラム

 その中でも、2004年4月29日から8月1日まで開催された、「MoMAニューヨーク近代美術館展 モダンって何? アートの継続性と変化1880年から現在まで」では、美術館をより開かれたものとし、さまざまな理由で美術館に足を運ぶことに二の足を踏んでしまうような人たちが、より気軽に来館できることを目的としていくつものパブリックプログラムが実施され、話題を呼んだ。今回その中から取り上げたいのは、さまざまな特徴をもった対象者へ向けたトークやツアーである。

「MoMA展」で実施されたトーク、ツアーは、なんらかのサポートがあれば美術館に行ってみたいと考えている人たちにそれを提供するという視点から企画された。開館時から行われてきたギャラリートーク(旧サポートトーク)、こどもツアー(旧キッズツアー)、おやこでアート(旧バギーツアー)、手話ツアー(旧サインツアー)に加え、新規プログラムとして視覚に障害のある人を対象とした耳と手でみるアート(旧ヴィジョンツアー)が実施された。

 おやこでアートは、普段ならば子どもの動きでハラハラ、ドキドキ、周りからの冷たい視線に遠慮しながら目立たないようにしがちなお母さんお父さんたちが、のびのびした雰囲気のなかでアートを楽しむことができるよう実施されたもの。手話ツアーでは、ご両親が聴覚に障害をもつアーティストが、アーティストの視点から展覧会を見、感じたことをツアー参加者に話したり、彼らからの質問に答えたりという形で、手話と言葉による対話を通して参加者をサポートしたことが特徴的であった。現在は、美術館スタッフと手話通訳者が参加者とともに展覧会を巡る形式へ形を変えて行われている。

 ある出会いから生まれた「耳と手でみるアート」

 今回取り上げる「耳と手でみるアート」は、視覚に障害のある白鳥建二さんと杉浦さんの出会いに端を発し、企画された。白鳥さんはすでにあちらこちらの美術館を歴訪している歴戦の勇士であるが、杉浦さんのことをある会合で知った白鳥さんは、早速、森美術館のプライベートツアーを利用し、杉浦さんと一緒に展覧会を鑑賞する機会をもった。このプライベートツアーとは、参加者の希望する日程や内容でカスタムメードのツアーを実施する有料プログラムで、スタッフが利用者の個人的なニーズに応えてくれる。

 白鳥さんがこのプライベートツアーで杉浦さんに依頼したことは、必ずしも、作品の背景や作者についての学術的解説、あるいは作品の形や色を説明してもらうことではなく、美術館スタッフである杉浦さんが作品に対してどのような印象をもったのかを白鳥さんに伝えることであった。そして彼は杉浦さんとおしゃべりをしながら、作品に対する印象を自分なりにつかんでいった。このプライベートツアー終了後、白鳥さんは杉浦さんに、視覚に障害のある人たちを対象に言葉による鑑賞ツアーをできないものか、という提案をし、それを受けて「耳と手でみるアート」の企画が立ち上がった。

 入念な準備を重ねたプログラムづくり

 実際に森美術館で「耳と手でみるアート」を実施するまでには、プログラムサポートスタッフを含めたパブリックプログラムのスタッフと、先の白鳥さんをはじめ、視覚に障害のある人や、視覚に障害のある人との鑑賞経験をもつ人たちでワーキンググループがつくられ、どのような形のプログラムを実施するか、さまざまな角度から検討された。パブリックプログラムをサポートするプログラムサポートスタッフが熱心に取り組んだことも、このプログラムが実現した背景として大きいといえよう。

 高層ビルの最上階という目が見える人間にとっても複雑な立地条件のなか、いかにして見えない人、土地勘のない人に負担を最小限にして来ていただくか、またどのようにプログラムを周知するか、数多い展示物をどのように鑑賞していただくのか、言葉による鑑賞と一口でいうがどのような情報を伝えればよいかなど、検討しなければならないことは山ほどあった。

 美術館と市民をつなぐプログラムサポートスタッフ

 現在は、公募で集まったさまざまな年齢層のプログラムサポートスタッフが20名活動している。必ずしも、現代アートや美術史に詳しい人ばかりではなく、応募の動機もいろいろであるが、いずれにしても、外から美術館にかかわりたいという強い気持ちをもつ人たちである。主な役割は、サポートトークの実施、シンポジウムやレクチャー、展示解説プログラム、ワークショップ、学校プログラムなどの運営補助などである。採用後は、美術館におけるパブリックプログラムの役割やサポートの意味について考えたり、展覧会に出品される作品やアーティストなどについて学んだり、実際にギャラリーを回って実習をしたりするといった研修を行うが、トークやツアーなどをどのように行うかという具体的な研修はほとんど現場で学ぶ。「耳と手でみるアート」を実施するにあたっては、白鳥さんなどワーキンググループのメンバーである、視覚に障害のある人と実際に展覧会を回ってみる形で研修を行った。視覚に障害のある人が作品についての情報を、より一層得られるように、作品の大きさなどを歩幅で測って体感できるよう紹介したり、作品に使われているのと同じ素材を用意して、それにさわってもらって話をする、といった工夫もこうした研修のなかから生まれてきた。また、視覚に障害があるといっても、人それぞれ鑑賞へのアプローチがまったく違い、会話の発展の仕方がまったく異なることにも、あらためて気づかされた。

 MoMA展での「手でみるアート」の展開

 MoMA展での「手でみるアート」は平日に設定され、会期中、午前の回と夜間の回の 2 回であった。1回の募集人数は8人。参加者1人に対して、基本的には美術館スタッフとプログラムサポートスタッフが一緒に展覧会を回る。参加者は美術館への入館料は負担する(障害者手帳があれば半額になる)ものの、プログラム参加費(スタッフの人件費、施設運営費など、プログラム実施には費用がかかっている)は無料である。まさしくパブリック・サービスとしてのプログラムなのである。

 このプログラムの周知は、美術館のチラシ、ウェブサイトでの情報発信、メールニュースの配信のほか、ワーキンググループに入っていたメンバーからの口コミ、視覚に障害のある人たちがかかわる組織などを通じてのチラシの配布や掲示板への投稿、メール等による紹介などにより行われた。

 次の課題であった参加者の美術館へのアクセスについては、最寄りの地下鉄駅までスタッフが迎えに行くことにした。美術館まで歩いてくる途中で会話をするなかで、その人がどのような意図でこのプログラムに参加したのか、どのようなことに関心をもっているのか、何か見たいものがあるのか、などを聞くとともに、六本木ヒルズの名物でもある、敷地のそこかしこにあるパブリックアートにもさわってもらうなどして、気分を盛り上げ、美術館にご案内することとしたのである。

 十人十色の参加者に対応

 実際に対話による鑑賞プログラムを実施して、それまで以上に明らかになったのは、鑑賞に来る人、一人ひとりの多様性である。一口に視覚に障害のある人といっても、彼らの状況も求めるものは十人十色である。見え方、見えなさ具合、色の識別力の程度、視野、盲導犬を連れている人もいれば、白杖で自力歩行をする人、ガイドヘルパーと来る人、そして、美術館に求めているもの、鑑賞への姿勢、一緒に回るスタッフへの要求、会話の内容、見たいもの。どれひとつとして、同じニーズをもつ人、同じ反応をする人は二人としていない。それゆえスタッフは一瞬、一瞬の判断をする必要がある。プログラムの進め方も参加者一人ひとりによって違うが、作品にかかわる情報や、作品の印象を参加者に伝えるところから始まり、徐々に、参加者が関心をもつことがらや知りたいことがらなどに話題が移っていったり、作品の印象を媒介にした会話に続いていったりすることが多いようである。一方で、知識・情報が豊富であることが、よきサポーターであるとはかぎらないし、必ずしも能弁なガイド役が好まれるわけでもない。とつとつたる会話から、心にせまる展開が触発されることもあれば、沈黙を共有しながら鑑賞を深めるスタイルもある。

 美術館の社会的使命と企業としての戦略

 前述したような多彩な展示解説プログラム、学校プログラム、さらにはシンポジウムやレクチャーといったプログラムを抱えながらもなお、手間のかかるパブリックプログラムを続けるのはなぜだろうか。

 美術館スタッフに疑問をぶつけてみると、「すべての来館者に、作品と出会うことで開かれる可能性があることを伝えたいから」という答えが返ってきた。さらに、「視覚に障害のある人をはじめ、さまざまなニーズに向き合うことは、単なる来館者へのサービスに留まらず、スタッフとして、さらには企業としての質的向上につながるから」だともいう。多様なニーズに向き合うには、高いコミュニケーション能力や想像力が求められる。こうした力を培うことは、創造的であることがもっとも必要とされる美術館や企業にとって、何よりも大きな財産であるという共通の認識がスタッフの間にできている。また、社会的意義の高いプログラムを実施することは、美術館の評価を高めたり、支援者(スポンサー)を得ることにもつながると考えており、マネジメントの側面からも継続する価値が十分にあると判断しているのである。

 視覚障害者との言葉による美術鑑賞を、単なるボランティア活動や少数者に対する個別のサービスとは考えず、そこから得られるノウハウやスキルを幾重にも発展させ、形にしようとしている。そのことが結果として美術館の魅力を高め、企業価値をも高めるという発想だ。その姿勢には、存在意義が問われている公立美術館をはじめとする公共施設にとっても学ぶ点が多い。

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