(作品紹介文)
また会えるよ。だって隣の町だがね。
結婚式を明日に控えた、その前の日の夜、上野恵一は、不思議な夢を見る。
そこは小さな駅の待合室で、どこかおかしな人々が、やってきては去っていく。
そんな不思議な場所で、恵一は、幼くして死んでしまった妹と再会する。
兄が妹に言いたかったこと、妹が兄に伝えたかったこと、ふたりの想いはどこにあるのだろう………
この作品は「エイブルアート・オンステージ
活動支援プログラム」第3期支援先の取り組みから生まれ、2007年2月に宮崎県三股町で上演、障害のある人が参加する、新しい舞台芸術のカタチとして好評を得、同年4月には宮崎県門川町で再演されたものです。