活動支援プログラム


1 3つのキーワード  2 これまでの支援先  3 活動支援の概要

 

1 3つのキーワード

1.コラボレーション

エイブルアート・オンステージは、さまざまなコラボレーションを推進するプロジェクトです。

例えば、障害のある人とない人、異ジャンルのアーティスト、プロとノン・プロフェッショナル。普段ちょっと距離のあるところにいる人どうしが、それぞれの芸術性、手法、個性を活かして、関わる人すべてが刺激しあい、革新的な表現を生み出すコラボレーションの場です。

2.ワークショップ

エイブルアート・オンステージの参加作品は、ワークショップを経て創られます。ワークショップは、これまで出会うこのなかった人どうしが、それぞれの個性や芸術性を発揮しながら、どのようにコラボレーションできるかを追求する場です。

その成果をベースに作品を創り上演します。見つけだした方法をどのように作品に活かし、どのように見せるのか、その全体が「新しい上演方法を見出す」ワークショップでもあります。

3.ステージ(舞台)

−こんな舞台があってもいい −

エイブルアート・オンステージの「ステージ」は、いわゆる劇場の舞台だけではありません。観客が、出演者の表現にフォーカスして鑑賞することができる場、さまざまな個性や特性を持った出演者の表現がより強くいきいきと観客に伝わるように演出された場、それが私たちの考える「ステージ」です。演出の中には、照明や音響を使うという方法も、それとはまた別な方法も考えられます。

出演者と観客が出会う空間と公演のあり方を追求し、「こんな舞台があってもいい」と提案するステージが生まれることを期待します。

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2 これまでの支援先

第1期(2004年度)

支援先一覧

第一期支援先によるプレゼンテーション
コラボ・シアター・フェスティバル エイブルアート・オンステージ2005

第2期(2005年度)

支援先一覧

第2期支援先によるプレゼンテーション

第3期(2006年度)

支援先一覧

第3期支援先による報告会

第4期(2007年度)

支援先一覧

第4期支援先による報告会

第5期(2008年度)

支援先一覧

第5期支援先による報告会

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3 活動支援の概要

プログラムの趣旨

明治安田生命保険相互会社とエイブル・アート・ジャパンは共同で、2004年より障害のある人とともに創る舞台表現活動に対する支援プログラム「エイブルアート・オンステージ」を実施しています。

障害のある人たちがさまざまな表現活動に参加することができる環境を生み出し、かくれている可能性や才能を発見したり、開花させる機会をつくることで、これまでにみたことのないような新しい表現が生まれることを期待しています。

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事業の目的

障害のある人たちに、演劇、ダンス、音楽などの舞台芸術の分野で、自らを表現する機会を提供するとともに、その普及を図ります。

舞台芸術に関わる人が、障害のある人との協働を通して、障害のある人の可能性や舞台芸術の可能性を発見します。

障害のある人の舞台表現に関わる指導者、スタッフの育成を図ります。

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事業の概略

毎年8都市程度(5年間で延べ40都市程度)で、障害のある人とともに、パフォーミングアーツの可能性を探るワークショップを実施する、グループ・個人に対して、資金面、運営面でのサポートを行います。

各グループはそれぞれ、演劇、 ダンス、音楽をはじめさまざまな表現ジャンルのワークショップやレッスンを行い、お互いにその可能性を探ったり発見します。

各グループは、その活動の途中経過の報告や、まとめとして、公演をはじめとする発表を行います。 (3月〜4月)

各グループは東京での公開プレゼンテーションに参加し、それまでのプロセスや発表した作品を多くの人と共有します。(6月初旬)

5

各グループのうちいくつかのグループを、東京で開催する「コラボシ・アター・フェスティバル」に招聘し、多様な表現のありかたや可能性を提示してもらいます。(秋)

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支援の内容

各地におけるグループの立ち上げ、オーディションの実施、ワークショップやレッスンの実施、地元公演の開催までの経費を提供します。
ただし、総予算の80%以下で150万円が上限です。

フェスティバルに参加するグループに対しては、フェスティバル参加のための制作費として最大40万円、参加費(20人分までの交通費、宿泊費、食費)を提供します。

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実施スケジュール(2007年度の場合)

全体の動き

 

各地の動き

支援先の公募

3月

 

 

  

支援先の決定

7月

 

 

8月

・地元組織の立ち上げ

 

9月

・参加者の募集
・オーディションの開催
・ワークショップやレッスンの実施

 

 

↓  

 

1月

↓  

 

2月

↓  

 

3・4月

各地での「舞台公演」(地元公演)
の開催

 

5月

 

活動報告会 (仮称) (東京)

6月

 

 

7月

 

コラボ・シアター・フェスティバル
エイブルアート」・フォーラム2008
(東京)

11月(予定)

 

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実行委員

 永井 多惠子(財団法人 せたがや文化財団理事) 

 木佐貫 邦子(舞踊家、桜美林大学准教授)

 平田 オリザ(劇作家・演出家)

 野村 誠(作曲家)

 吉野 さつき(ワークショップ・コーディネーター、アートマネージャー)

 殿岡裕章(明治安田生命保険相互会社専務取締役)

 播磨 靖夫(エイブル・アート・ジャパン常務理事)

お問い合わせ先

ご不明な点やご相談がございましたら、どのようなことでもお気軽にご連絡ください。

エイブル・アート・ジャパン(担当:太田)

 〒164-0003 東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル3F

 TEL.03-3364-2140 FAX.03-3364-5602

 e-mail:office@ableart.org

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