飛び石プロジェクト


 

○●○ 稽古場日記 ○●○
稽古とこれまでのWSの様子は以下のブログでご覧になれます。

飛び石プロジェクト:ブログ

飛び石プロジェクトについて

飛び石公演について

飛び石プロジェクトが目指すこと

クリエイティブ・チーム

スケジュール
その先に描くランドスケープ

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飛び石プロジェクトについて

飛び石プロジェクトは、英国の障害のある俳優や演出家による2つの劇団の演出家が、日本で出会った様々な人たちと、ワークショップを通じて交流し、作品づくりを行う、コラボレーションプロジェクトです。

約2年間かけて、二人の演出家が交代で8回の来日を重ね、飛び石を置くように、東京とそれ以外の地域でワークショップをくり返します。二人の演出家は、出会った人たちのことや、その場所で発見したことを英国に持ち帰り、互いに伝えあい、次のワークショップにつなげます。最後に、全てのワークショップを通して置かれた飛び石がランドスケープを描くように、それまでの出会いや発見からインスパイアされた作品を、各地の参加者から構成されるメンバーによって上演します。

これは、障害の有無や種類、言葉や文化の違いをも越えて、新しい演劇を創造すると同時に、演劇の力を地域に活かす最も先駆的な試みです。

●東京以外の地域でのワークショップを、公共ホールなどのパートナーと共同で開催することを検討しています。

<名前の由来>

企画段階の、二人の演出家とコーディネーター間のメールのやりとりから生まれたタイトルです。

最初のワークショップの題材として演出家から提案された「Stepping Stones]という本の題を日本語に訳し、「飛び石」、英語表記の「TOBI ISHI」の発音が、英語とフランス語が混ざった「To be ici」に聞こえることから決まりました。

フランス語の「ici」は、英語で「here」、全部英語にすると、「TO be here」という意味になります。

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飛び石プロジェクトが目指すこと

飛び石プロジェクトは、こんなことを目指しています。

■各地の障害のある人々が、演劇に触れ、参加できる機会を創ること

■各地で独自に表現活動を行っている障害のある人たちが、地域社会の中でアーティストとしての自覚や自信を持てる機会を創ること

■障害のあるアーティストに対する、多くの人々の意識を変えていくこと

■障害のあるアーティストとないアーティストがともに、

 ・演劇の新しい可能性を見つけていくこと

 ・これまでにみたことのない、新しく革新的な演劇作品を創ること

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クリエイティブ・チーム

●演出&ワークショップ・リーダー●

 ジョン・パルマー(Full Body & The Voice)

 ジェニー・シーレイ(Graere Theatre Company)

●コーディネーター●

 野村 誠

 吉野 さつき

<二人の演出家>

■ジョン・パルマー(フルボディ・アンド・ザ・ヴォイス芸術監督)
  Jon Palmer (Artistic director , Full Body & The Voice)

セントジョンズ・カレッジ(ヨーク)で演劇を学び、約10年間俳優として活動。

1992年、知的障害のある子どもや若者向けの劇団、インタープレイの芸術監督に就任。在任中の5年間に、この分野で最も優れた劇団の一つといわれるまでにその評価を高める。

シェイクスピアの「テンペスト」を題材にした「She Changes」や、英国作家協会最優秀児童演劇賞を受けた「Stepping Stones」などの作品を演出。"インクルーシブ・シアター"に関する第一人者として国内外のコンフェレンスやフェスティバルに出席。知的障害のある成人対象の養成コースも開発。

1998年、フルボディ・アンド・ザ・ヴォイスの芸術監督に就任。以後、全作品を演出。10名の俳優とともにフランスやポルトガルでの海外ツアーも果たすと同時に、トレーニングプログラムやアウトリーチ活動を展開。これらの活動は、革新的な演劇活動として広く注目を集めている。知的障害のあるアーティストが自身の創作手段を探究できるきちんとした機会を創り、常に新しいものの見方や考え方を持ち、様々な挑戦を続けている。


■ジェニー・シーレイ(グレイアイ・シアター・カンパニー芸術監督)
  Jenny Sealey (Artistic Director , Graeae Theatre Company)

グレイアイ・シアター・カンパニーで俳優としてデビュー、8年間劇団員として活動する。

その後、グルベンキャン財団の演出家トレーニング奨学金を受け、インタープレイ・シアター・カンパニーで演出を学ぶ。同劇団では、「She Changes」や英国作家協会最優秀児童演劇賞を受けた「Stepping Stones」、新作オペラ「Med Meg]などに共同演出家として関わる。

1997年、芸術監督としてグレイアイに戻り、高い芸術性とアクセシビリティを追求するポリシーを掲げた作品づくりに集中する。以後「Mystic」(Peter Wolf)、批評家から好評を得た「The Fall of the House of Usher」(「アッシャー家の崩壊」)、新たな方向性を打ち出した「Fittings:The Last Freakshow」、「A Lovely Sunday for Creve Coeur」、ノッティンガム・プレイハウスとの共同制作による「Alice」と「Two」、「The Changeling」など全ての作品を演出する。

最近の作品では、「トロイアの女」をベースにした「peeling]や、ナチスのユダヤ人就床女での同性愛者を描いたマーティン・シャーマンの「Bent」の演出で高い評価を得ている。

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スケジュール2006年2月〜2007年11月)

2006年

 

2007年

2月10~23日 WS1 ジョン

2月

 

 

 

5月31日〜6月3日 WS2 ジェニー

5月

シアタートラムでの公演にむけて稽古

5月1日〜12日 
 ジョンチーム 初夏の陣

5月14日〜20日 
 ジェニーチーム 初夏の陣 

 

6月

  

7月

公演チラシ完成!  

WS3 ジョン

8月1日・2日 キラリ☆ふじみ(埼玉)

8月5日〜8日 東京

8月

    公演チケット発売

 

 

9月

9月24日〜10月11日
 ジェニーチーム 秋の陣 

コラボ・シアター・フェスティバル2006

10月

10月2日〜10月11日
 ジェニーチーム 秋の陣

シアタートラムでの公演
 10月12日(金)〜14日(日)

11月14日・15日 WS4 ジェニー

 

11月

 飛び石プロジェクト:ブログ
>> 現在の稽古とワークショップ(Vol.1Vol.4)の様子を綴ったブログです。ぜひご覧ください。

その先に描くランドスケープ

●2007年11月から

 2007年10月の東京公演(世田谷・シアタートラム)後、完成した作品とともに、さらに遠くへ、もっとたくさんの飛び石を、日本各地、そして、英国にも置きながら、新たなランドスケープを描いていきたいと思っています。

この実現のために、各地でのパートナーづくりを積極的に行う予定です。

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お問い合わせ

飛び石プロジェクトについてのお問い合わせ、関係者への取材依頼、今後の資料(ワークショップの募集チラシなど)をご希望の場合は、下記までご連絡をお願いします。

ご不明な点やご相談がございましたら、どのようなことでもお気軽にご連絡ください。

エイブル・アート・ジャパン(担当:太田)

 〒164-0003 東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル3F

 TEL.03-3364-2140 FAX.03-3364-5602

 e-mail:office@ableart.org

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