ジェイソンさんは、世界中の子どもたちや大人、障害のある人々など、さまざまな人との交流を大切にしながら、幅広いプロジェクトを展開している国際的なアーティストです。
2020年には、英国で障害のあるアーティストの最高の栄誉であるアダム・レイノルズ賞を受賞。iPadやタブレットなど、テクノロジーの技術を活用することで、自身の障害による身体的な困難を超えて、大規模なデジタルペインティングを制作しています。
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科との協働プロジェクトのため、4月上旬から2週間にわたって日本に滞在していました。
ジェイソンさんのウェブサイト *英語のサイトです
https://www.jwmartist.co.uk/
今回、ジェイソンさんとカンパニーアーティスト8人とのメンタリングセッションをオンラインで2回実施。ジェイソンさんの活動をお聞きしたあと、各アーティストから制作を始めたきっかけや、自身の作品紹介を行いました。
また、今後の活動のステップアップに向けて、現状の制作に対する課題や展望などをジェイソンさんに投げかけ、具体的なアドバイスや対話を介した交流を図りました。
他にも、東京のエイブル・アート芸術大学のアトリエ見学や、国立新美術館でのルーヴル美術館展の鑑賞をともにしました。
ジェイソンさんは、今回の滞在経験から得たインスピレーションをもとに、新たな作品の制作に取り組まれるとのこと。
そして、今後の継続した国際交流と、日本のアーティストや作品をイギリスで紹介することを計画しています。
写真1:メンタリングセッション1日目の様子
写真2:メンタリングセッション2日目の様子
写真3:国立新美術館 ルーヴル美術館展 作品鑑賞後の様子