公募展
全国から絵画や立体作品を公募し、障害のあるアーティストを見い出し、社会にむけて発表していきます。さらに入選作品を作品集として発表することで、展覧会で展示されたり、本や雑誌の表紙に使われるなど、さまざまなかたちで社会へでてゆくチャンスも生まれてきています。
本物の感動には、何の理由も知識もいりません。
それを見た瞬間、全身がくぎづけになり、生命力が身震いする。そして、いいようのない胸の高鳴りに、つくり手の喜怒哀楽とその場で交信する。
そこに人と人をいきいきとつなぐ「ワンダーアート」が生まれると、私たちは考えます。
入選作品は、さまざまな障害のある人たちの手によるものです。その作品には、技術やコマーシャリズムにすり寄りがちな既成の芸術文化活動に欠落している「いのちの躍動」が脈打っています。そこで、新しい才能を世に送り出し、障害のある人たちの芸術文化活動の起爆剤としようとするのがこの公募展です。
でも、彼らの障害を、ことさらにクローズアップはしません。感じていただきたいのは、彼らの日々の生活から生み出された作品そのもののメッセージです。
感性を自由自在に解き放って、しなやかに見つめてください。
きっと、目を閉じて見えてくるものがあります。
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開催年 |
開催都市 |
展覧会場 |
第1回 |
1994年 |
東京・渋谷 |
BEAMギャラリー |
第2回 |
1996年 |
滋賀・大津 |
大津市歴史博物館 |
第3回 |
2001年 |
東京・六本木 |
ダイムラー・クライスラー プラザ |